第5回日本エピジェネティクス研究会年会

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第5回日本エピジェネティクス研究会年会

第5回日本エピジェネティクス研究会年会のお礼とご報告】

 このたびの東日本大震災および関連状況から、被災者の方々の平穏のご回復と被災地の復興を重ねてお祈りいたします。このような情勢の中に、多くのご協力を賜り、本年会が盛況の中に終了しましたことに深く感謝申し上げます。会期中、約400名の参加者、31の協賛企業のご参画をいただきました。

 日本エピジェネティクス研究会は、エピジェネティクス研究を推進し、研究者の学術的、人的な交流を促進するために発足し、今回で記念すべき5周年を迎えております。
 第5回年会では、「エピジェネティクス:アカデミック交差点」を基調テーマとして、エピゲノム、クロマチン、RNA、転写、細胞核の観点から、多様な生命現象の生理と病態について理解を深め、生命科学と科学技術に新たな展開を創り出すことを理念といたしました。幅広い参加者が一堂に会して、発表と議論を行うという基本のスタイルを継承し、お互いに顔の見える研究会の良さに配慮しました。前述のエピジェネティクス機構を踏まえて、発生、再生、遺伝、疾患、老化という、生命現象の解明に向かって熱い議論がなされました。バイサルファイト法の発見に至る着眼点を込めた特別講演(岡山大学・早津彦哉氏)、国際的に活躍される研究者によるオリジナルな講演(13演題)、癌エピジェネティクスに関する次回年会長講演(国立がんセンター研究所・牛島俊和氏)に加えて、最新の研究データを示すポスター発表(129演題)などから、この研究分野の広さと深さを実感いただけたと思っております。本年会から、日本エピジェネティクス研究会奨励賞が設置されて、梅原崇史氏(理化学研究所)と波平昌一氏(奈良先端科学技術大学院大学)が受賞されました。今後の一層のご研究発展を期待しております。また、7つの企業セミナーと19の展示ブースにおいて、各社のエピジェネティクス解析のための最新情報と製品ツールが紹介されました。さらに、プログラムにはない特別企画として、五十嵐和彦氏(東北大学)から「東日本大震災からのメッセージ」として追加講演を賜りました。懇親会においても、多数の研究者および企業の皆様のご参加をいただき、親睦と交流の機会をもつことができました。また、男女共同参画の観点より、年会保育室を設置しご利用頂きました。
 幸いに会期中の熊本は快晴であり、会場から鮮やかな新緑と青空、築400年の熊本城の二つの天守閣と武者返しの石垣を観ることができました。九州の山海の恵みも含めて、熊本という個性的な街を楽しんでいただけましたら幸甚です。最後に、本年会が人と学問の新しい出会いの場(交差点)になりますことを期待しつつ、本年会の終了報告および感謝の意を表します。

第5回日本エピジェネティクス研究会年会長 中尾光善
同   事務局代表 日野信次朗
(熊本大学発生医学研究所細胞医学分野)

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第5回日本エピジェネティクス研究会年会事務局

熊本大学発生医学研究所 細胞医学分野
〒860-0811 熊本市本荘2-2-1

Tel: 096-373-6801  Fax: 096-373-6804
E-mail:jse2011@kumamoto-u.ac.jp
担当: 日野 信次朗

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